燃料添加剤を実際に使ってみて
前回のオイル交換からそろそろ走行距離が3,000キロになります。そのため、オイル交換の前に燃料添加剤を入れることにしました。
結論は、体感できるほどの効果はありませんでした。
燃費を気にしたり、耳をすませて運転すれば気づくのかもしれませんが、私はあまり感じませんでした。
もちろん車両の個体差があるでしょうから、とても燃費が良くなる車両や吹け上がりの良くなる車両もあると思います。あくまで私の場合です。
添加剤を使うタイミングは
燃料添加剤を使うとエンジン内部の汚れが落ちるのですが、落ちた汚れは一部は排ガスとともに排出され、一部はオイルの中に吸収されます。
そのため、燃料添加剤を使用するベストなタイミングは、オイル交換前です!
また、防錆効果もあるので、冬場の乗らなくなる直前や長期保管の際に使用するのもおすすめです。タンクの錆防止の効果があります。
注意するポイント
- 説明書きをよく読み、決められた容量を使う(入れすぎ注意!!)
商品名 | 説明書 | 使用量 |
ワコーズ F-1 フューエルワン 200mlのもの | 燃料20~60Lに1本を使用。 燃料が20L未満の場合は1%を超えないように添加 | 15Lタンクの場合は150mlを入れると1%になります。 ⇒100ml程度(半分)を2回に分けて使用する |
シュアラスター LOOPパワーショット240mlのもの | 燃料20~60Lに1本を使用。 燃料が20L未満の場合は0.4%~0.6%のを超えないように添加 | 15Lタンクの場合は75mlを入れると0.5%になります。 ⇒80ml程度(約1/3)を2回に分けて使用する |
- 初めて使う場合や、 より効果を出したい時には2本~3本続けて使う
走行距離が数万キロの車両に初めて使う場合には、続けて2~3本使うことで、エンジン内部のバルブやピストンにこびりついた汚れが落ちやすくなります。
- 燃料添加剤使用中はできれば、「高回転」で走る
燃料添加剤自体は難燃性の成分が多く入っています。そのため、高回転でエンジンを回しエンジン内部を高温にしたほうがエンジン内部のカーボン(汚れ)が落ちやすくなります。
F-1 フューエルワン – 新製品・おすすめ製品 | WAKO’S – 株式会社和光ケミカル (wako-chemical.co.jp)
体感できないのになぜ使用するのか
わたしの場合は、バイクの状態維持のため、使用しています。
これらの製品はエンジン内部のカーボン汚れがよく取り上げられますが、インジェクションの汚れにも効果があります。私のバイクはインジェクション車です。キャブ車と違い、インジェクションが不調になると、ユニットごと交換となるため一気に10万弱の出費が予想されます。そのため、インジェクションのお手入れのつもりで、冬の休眠前と適当なオイル交換前の年に2回程度使用しています。
また、製品はワコーズさんのものとシュアラスターさんのものを気分で使っています。シュアラスターさんのほうが1本で3回使用でき、コスパが良いので、今回はシュアラスターさんのパワーショットを入れました。

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